ワンマン対応新型車E131系
右が今回一部置き換えられる房総地区の209系 左はジョイフルトレインのB.B.BASE |
営業開始時期: 2021年春
投入編成: 2両×12編成=24両
投入線区: 内房線(木更津~安房鴨川)・外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)・鹿島線(佐原~鹿島神宮)
今回投入されるのはE131系2両12編成で24両の投入です。房総地区の近郊路線では209系が主流ですが、今回の投入線区は限られるので、209系の一部が置き換えられます。
車両としてはE129系の関東近郊版といった形です。一番の目玉はワンマン運転対応用の乗降確認カメラの搭載です。これにより運転手が座席を離れず外れずに乗降確認が出来、スムーズにワンマン運転を実施することが出来ます。
車内は座席はセミクロスシート、大型トイレというオーソドックスな近郊型車両として設計されています。それに加えて線路状態監視装置、車内案内用液晶モニターの設置、車内防犯カメラと、最近の通勤車両にもついている設備で近代化を図っています。
また、E129系との大きな違いとして、4扉であることです。将来のホームドア設置やE131系意外の房総地区の車両が4扉なので、それに合わせる形だと思われます。
減車とワンマン化か
今回の投入線区は内房線(木更津~安房鴨川)・外房線(上総一ノ宮~安房鴨川)・鹿島線(佐原~鹿島神宮)で、房総地区でも乗客が比較的すくない地域です。まだ発表はされていませんが車両の設備を見る限り、合理化のためにワンマン運転が実施されると思われます。
投入線区で現在運行しているのは、209系の4両編成です。なので、ラッシュ時を除き編成の長さが半分の2両になると思われます。
209系置き換えはどうなるか?
現在房総地区の主力は京浜東北線で運行していた209系を改造し、4両か6両にして車内を近郊運転用にしたものです。今回の投入区間に限って言えば、日中は209系からの置き換えでE131系に統一されると思われます。
その他の線区には209系がまだまだ残るので、どうなるか気になるところです。2017年からE235系の投入で玉突き転属が開始されていますが、その流れでE231系あたりが来るのかと何となく思っていましたが、ワンマン運転でなんとも言えない感じになってきました。209系も投入されて10年以上なので、E131系が本格運用する頃には分かるかもしれません。
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