関東最後の国鉄型気道車
烏山駅停車中のキハ40形 一般型気道車色+首都圏色 |
関東のJR線内では、非電化路線が3つあります。八高線の「高麗川~北藤岡」間と久留里線、そして烏山線の3つです。そのうち八高線はキハ110系・久留里線がキハE130形で、国鉄型気道車を使っているのは烏山線だけになっていました。
キハ40形1000番台の車内 |
烏山線で使用されているのはキハ40形1000番台です。JR東日本でもキハ40形がいくつかの路線で使われていますが、1000番台が使われているのは烏山線だけです。多くのキハ40系がボックスシートタイプですが、この車両はワンマン仕様のロングシート車となっているのが特徴です。さらに2両を基本として運行しているにも関わらず、キハ48・47などは使用されおらずキハ40形1000番台だけでの運行となっていました。
首都圏色+烏山線色 |
ダイヤ改正からはEV-E301系に
東北本線を走るEV-E301系 |
EV-E301系は一編成が先行して烏山線に投入されていました。2017年3月4日のダイヤ改正からはEV-E301系に統一されます。EV-E301系はJR東日本最初のバッテリー式の電車で、電化区間はパンタグラフで走り非電化区間では電池で走ります。
いざ撮影へ! 本数の少なさが…
ここからは烏山線での撮影記です。撮影した中から、いくつかご紹介したいと思います。あまり人が多くなる前と思って1月に撮影に行ったのですが、すでにちらほら鉄道ファンを見かけました。烏山線は一日14往復の列車が運行されています。原則として一時間に一本運行され、一部時間は一本も運行されません。そのため効率的に撮るとなると、列車に乗らず移動するしかありません。列車にも乗りたかったので、今回はひたすら歩いての撮影となりました。
大金駅での列車交換 |
写真は大金駅での列車交換の様子です。この日はEV-E301系が運休のため、キハ40形同士の交換を見ることができました。烏山線は大金駅にしか列車交換設備がありません。烏山線の列車は基本的に宝積寺駅で東北線に入り、宇都宮駅までとなります。そのため、大金駅か東北線内での行き違いとなります。一時間に一本以上という本数は、物理的な限界に近いのです。
小塙駅 |
龍門の滝 |
有名撮影ポイントの「龍門の滝」付近です。周りに木が生えていますが、常緑樹が多いので冬でもこのように撮影することが出来ます。線路わきに電線がはしっていますが、広角で撮る分には気にならないと思います。
烏山駅の充電設備 |
最後が烏山駅です。烏山駅にはEV-E301系用の充電設備があります。写真のように駅の一部分にだけ剛体架線が設置されていて、充電できるようになっています。剛体架線は地下鉄で使われることが多いので、キハ40形との組み合わせが見られたのはここだけじゃないでしょうか?一枚目の写真を見て頂く分かるように、夕方はホームとは反対側の道路から撮影すると夕日が当たって綺麗です。
動画にもまとめました
とこんな感じで撮影してきました。正直凄く良い写真は撮れなかったのですが、思い出になったので楽しかったです。折り畳み自転車などを持っている方は、途中まで列車で行っって自転車で撮影しながら回ると楽しいのではないでしょうか?
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2 件のコメント:
烏山線はいつもお世話になっていたので悲しいです
。最後の日に最終のキハ40系に乗り終点の宝積寺まで乗りました。その後現在烏山市内のある所に保存がされています。
烏山線はいつもお世話になっていたので悲しいです
。最後の日に最終のキハ40系に乗り終点の宝積寺まで乗りました。その後現在烏山市内のある所に保存がされています。
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