記事作成: 2016.05.16/記事更新日: 2016.07.03
普悠瑪(プユマ)号塗装として 運行を開始した東武200系208F |
6月17日より運行開始
特別塗装になるのと同型の 200系特急電車 |
車両: 200系一編成
運行期間: 2016年6月17日~当面
運行区間: 特急「りょうもう」運行区間
関東私鉄の多くが台湾鉄路管理局(国鉄に相当、以下台鉄と略します。)と友好鉄道協定を結ぶ中、東武鉄道も2015年12月18日に同鉄道と協定を結びました。その後エンブレム付き特急「スペーシア」を走らせる・台湾風弁当を販売するなどしてきましたが、今回は「りょうもう」号の特別塗装列車を運行します。
再現は最近の鉄道で多いフルラッピングではなく、塗装とラッピングで台鉄の特急「普悠瑪(プユマ)」号の再現を行います。東武8000系なども白地の塗装に青と水色の帯はシールとしているので、同様の方法で再現すると思われます。
干支の猿マーク |
東武鉄道200系208F 特急りょうもうプユマ塗装 エンブレムシール |
塗装も行うためか、運行期間は「6月17日より当面」と相当期間を予定しているようです。ただし、側面に貼られる東武鉄道と台鉄の両社が掲出予定のエンブレムシールと、今年度新造分の「プユマ」号に掲出されていうの同じデザインの干支の「猿」マークシールは、2016年12月31日までになっています。
実物を見てきましたが、元々白地に赤の塗装を施していた車両なので、非常に似合ったデザインになっています。
実物を見てきましたが、元々白地に赤の塗装を施していた車両なので、非常に似合ったデザインになっています。
最近は特急「スペーシア」特別塗装列車の運行時刻を公開していますが、この列車も運行時刻が公開されています。運行区間は東武末端路線各線へ乗り入れている特急「りょうもう」号運行区間全てのため、非常に多くの広い区間で運行・アピールしています。運用に入っている日は2~3往復程度はしているので、狙って乗ったりお目当てのスポット・並びを狙うのも良いかもしれません。運行時刻の公表は鉄道会社のアピールの一貫でもありますが、好意でもあります。そういった気持ちに鉄道ファンとしては応えたいですね。
日本とかかわりの深い普悠瑪
日本の「特急」に相当する台鉄の列車種別「自強号」には、日立製や日本車輛製の車両も使われています。「プユマ」号には日本車輛製のTEMU2000形が使用され、空気バネ式車体傾斜を搭載した最高時速140km/hの在来線高速列車として運行しています。そういう意味でも日本に深く関わりのある車両・列車です。
台鉄で走っているTEMU1000形は日立製振り子式特急電車で、車体構造レベルからJR九州885系の兄弟車です。特急「りょうもう」に使用されている200系は日立製ではありませんが、東武の新型通勤電車の多くは日立製です。そういう面でも認知してもらえるようコラボすると、違う部分でも台湾との繋がりが分かって面白さや親しみが湧くのではと思います。
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東武浅草駅に発着する
プユマ塗装のりょうもう号の映像
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