東京駅に停車中のH5系 |
「新函館・北斗~東京」を往復する列車は多く設定されていますが、H5系を使用する列車は僅かです。そのなかで東京駅までやってくる運用は3往復のみとなっています。その中で今回紹介するのは、21:04着はやぶさ32号と21:44発やまびこ223号の運用です。
2回発着が見れる
普通新幹線が東京駅で折り返す場合、発着シーンが見れるのは1回です。しかし、この運用では2回見ることが出来ます。
まず、21:04着のはやぶさ32号として東京駅21番線に到着します。そのあと新幹線清掃チームのコメットさんが車内清掃に入り、10分程度で1回上野方面へ回送します。その後21:30頃に東京駅20番線に入線し、やまびこ223号仙台行きとして発車していきます。
夜になり運転本数が減り、折り返し時間が長く設定されてるために出来る、夜ならではの運用です。
数少ない寝台特急とのツーショット
現在唯一の定期寝台特急列車のサンライズエクスプレスが、東京駅から発車しているのはご存知の方も多いと思います。このH5系の運用では20番線に入線するために、品川方面から回送されてくるサンライズエクスプレスとツーショットを見ることが出来ます。
寝台特急が激減した今では、新幹線とのツーショットは非常に貴重です。サンライズエクスプレスの回送時刻や、H5系の入線番線が変れば見ることが出来なくなります。今のうちに一度は見ておいて損はないでしょう。
実は北海道には行かない
はやぶさ32号は「新青森~東京」間、やまびこ223号は「東京~仙台」間の運転でどちらも北海道内の走行はありません。この他には、はやぶさ17号も「東京~新青森」間での運転です。
JR東日本のE5系が北海道まで多く乗り入れているため、調整の意味で道内の運転の無い列車が設定されているのだと思いますが、ちょっと面白いですね。
いかがでしてでしょうか?夜遅くに行くと、ちょっと面白くてお得な運用を見ることができます。是非行ってみてください。また、夜間の撮影ではフラッシュが自動で発光する場合もあります。黄色い線の内側から、楽しく夜の新幹線を楽しみましょう。
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