記事作成日: 2016.01.29/記事更新日: 2016.02.03
広告媒体としての導入
東京メトロ表参道駅のような分かりやすさを補助するためのものでなく、目立つ駅名標への広告媒体としての導入です。その他に東武鉄道は導入の目的として、施設の最寄駅であることや地域・路線がより親しまれるようになどを挙げています現在導入の対象となっているのは東武本線26駅、東上線9駅です。第一弾として東武練馬駅と高坂駅へ1月27日に導入、霞ヶ関へ2月1日より導入されます。
導入は大型の駅名標のみ
最初に導入された東上線東武練馬駅と高坂駅へ様子を見に行ってきました。
表記の仕方としてある程度分離して表記するタイプと、駅名標に完全に組み込むタイプがありますが、駅名の真下に広告の文字が入る形で組み込むタイプとなっています。フォントも駅名とは別で校章なども入っているところを見ると、ある程度好きなようにデザイン出来るようです。印字もシールなどではなく印刷なので、駅名標全体を新しいものへ取り替えたようです。
駅名標と言えばこの他にも駅入り口にある大型のタイプ、柱などに設置されている縦長の小型のものがありますが、それらには入っていません。路線図も同様です。
バスや路面電車では車内アナウンスで停留所のほか副駅名称を読み上げたりするものありますが、そういったものもありません。駅構内放送も同様でした。
2月1日から霞ヶ関駅でも使用開始
事前のアナウンス通り霞ヶ関駅でも使用開始されました。大東文化大学は独自のフォントで校章入りだったのに対し、東京国際大学は駅のフォントに合わせ非常に違和感が少ないデザインとなっています。私としてはこちらのデザインのほうが全体が統一できてて良いのではないかと思います。
広告媒体としての副駅名の導入は、鉄道各社で進んでいます。今回の東武鉄道の様子を見る限り、スタンダードな形で導入したと言えると思います。駅名標は初めて駅に着いたとき最初に見ようとしたりするものだと思います。今後も多くの駅に導入するようですが、広告としてただお金を沢山出してくれるとことかでなく、地域に根ざしていて分かりやすい堅実なものが導入されていけば良いなと私は思います。
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