記事作成日: 2016.01.30/記事更新日: 2016.03.12
最初にホームドアが設置される予定の2番線 |
順次仕様開始&設置予定
ホームドアの設置は全てのホームではなく、西武池袋駅全7ホームのうち2~6番線ホームの予定です。1番線は基本的に降車ホームであることや、7番線は縦列停車やポイントが設置されている関係でホームドアが設置されないのだと思われます。
設置スケジュールとしては2016年2月1日より2番線ホームの設置工事を開始、2016年3月5日よりホームドア仕様開始予定です。3~6番線ホームについては2016~2017年度中の工事予定となっています。
ホームドア設置準備完了の2番線
ホームドアの設置工事は最初にホーム補強や配線敷設など、次にホームドア自体の設置と大きく二つの行程に分けられると思います。2月1日より設置工事の始まる2番線ホームですが、1月28日に見に行ったところ最初の行程は終わっているようです。それでは写真と共に見ていきましょう。
池袋に掲示されている ホームドア設置後のイメージ図 |
駅構内のいたるところにホームドア設置の工事が始まることや、ホームドア設置後のイメージ図が掲載されています。
補強工事がされたのが分かる |
ホームドアはとても重たい機械です。そのためホームの補強工事が一般的です。写真のように2番線ホームも鋼鉄製の支柱を増設する形でホームが補強されています。
綺麗になっている |
ホームドアがすぐに設置できるように穴などが開けてあるだけでなく、ホーム先端部分は綺麗に補修されたりしていました。
ホームドア設置完了
列車が入線する様子 |
ホームドアの設置が完了した西武池袋駅の様子です。稼動する前なので扉は開いたままです。心なしか停車するときに、いつもよりゆっくり停車する列車が多いような気がしました。
設置されたホームドア |
補強用の支柱がホームドアの直下に入っているのが分かります。
車掌さんの操作用パネル |
ホームドアは反対側には設置されない予定なのでドアの裏側を詳しく見ることが出来ます。
ホームドア設置完了後の様子
3月5日より稼動開始
予定通りの2016年3月5日より稼動を開始しました。
列車発車時の様子 |
設置されたホームドアは扉部がガラスタイプのもので、山手線に設置されているものと似たタイプとなっています。
1番線側からの様子 |
2番線がわから見ると縁が青く塗られている扉部ですが、反対側は真っ白の無地となっています。この写真を撮影したのは稼動より数日経ったときのものですが、日立の腕章をつけた方が何かを見ていたので、ホームドアの様子を見ていたのかもしれません。
使用時の映像
上は使用時の映像です。最後のシーンを見て頂くと分かるのですが、車掌さんが操作をしてホームドアがしまります。そのため東京メトロのような列車の扉が閉まったと同時にホームドアが閉まる方式と比べると、だいぶ発車時のロスは大きくなります。
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