建設地は東急渋谷駅跡地
再開発が予定地 2014年の着工直後の様子 |
この再開発は東横線渋谷駅の地下化に始まり、埼京線ホームの山手線横への移設、銀座線ホームの移設、駅前の大規模再開発という一大プロジェクトです。そのためJR・東京メトロ・東急の三社が事業主となっています。
そのなかで駅前の再開発は大きく三区画に分かれ、東横線渋谷駅や東急デパート東館跡地の東練、さJR線真上の中央練、駅西側の西練に分かれています。その中で唯一着工が始まっているのが東練で、2014年7月より建設が始まり2019年に完成予定です。他2練は2027年完成予定で、まだだいぶ先です。
東練は地下7階、地上46階建ての222.8mの高さの複合ビルです。高さを他のビルと比較すると、明治通りを挟んで並ぶヒカリエとは45m差、サンシャイン60が高さ239.7メートルで10mほどしか変りません。
14階までが商業施設、15階がクリエイティブ産業の交流施設、それより上がオフィス、最上部は45階からビル頂上は展望施設となります。この展望施設からは渋谷のスクランブル交差点を見下ろせるようになります。先ほど登場したサンシャイン60ですが、現在屋上展望台は閉鎖されています。そのため、こちらの展望台のほうが高いという逆転現象が発生しています。
通常のビルとしての機能以外に帰宅困難者の受け入れという機能があります。そして地下階に副都心線改札口からJR改札口への動線も確保されます。これで面倒な副都心線からJRへの乗り換えも、ある程度緩和される見込みです。
副都心線の運行開始から始まった渋谷駅の再開発ですが、予定通りに行けば10年を経て完了する見込みです。私も東急渋谷駅の地下化は正直不便に感じています。実際どの程度便利になるかは、今から楽しみです。
副都心線の運行開始から始まった渋谷駅の再開発ですが、予定通りに行けば10年を経て完了する見込みです。私も東急渋谷駅の地下化は正直不便に感じています。実際どの程度便利になるかは、今から楽しみです。
動き出すJRホーム移設
15.07.14追記
2015年9月からJRホームの改良工事が始まり、2020年完成の予定です。遠くて不便な埼京線ホームを350m移設して、山手線の横に並べます。山手線のホームは現在の2面2線から、ホーム幅を最大16mとする1面2線のホームへ変更となります。
さらに地上1階に東西自由通路2本の拡充を行い東急・副都心線ホームへの動線を、JRホーム上3階のコンコース拡充で銀座線や井の頭線への動線を確保し、乗り換えの利便性を向上させる予定です。
記事作成2015.07.02/更新2015.07.14
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