記事作成: 2015.04.03/記事更新: 2016.02.28
津軽線キハ40 |
津軽今別駅ってどんな駅?
津軽海峡線津軽今別駅は青森県にあるJR北海道が所有する駅で唯一本州側で営業している無人駅です。以前は本州側にある駅としてのう一つ青函トンネル内にある竜飛海底駅がありましたが、北海道新幹線開通のために工事が始まり2013年より休止され、現在は廃止となりました。
この駅の停車列車は特急「白鳥」2往復のみで、新幹線の工事のため8月10以降は全列車通過となります。
以前の駅舎は木造でしたが、新幹線開業後は本州最北端の新幹線駅になることが決まったためコンクリート製の立派な駅舎を建てる工事が進められています。また、北海道新幹線開業にあわて駅名を変える予定で「奥津軽いまべつ駅」という名称になる予定です。
去年私が津軽海峡線を利用した際は、この工事の様子などをみるために多くの方が訪れていました。
8月10日からも近くまで行ける
8月10日で津軽今別駅に行けなくなるかと言うと、それも違います。津軽今別駅の目と鼻の先にJR東日本津軽線津軽二股駅があり、そこから近くまで歩いていけます。
津軽線は1日5往復と休日などは追加で臨時快速「リゾートあすなろ竜飛」1往復も運行されているので、運行本数的にこちらから行くほうが元々楽だったりします。
ただし、全列車通過後は津軽今別駅のホームの立ち入りが出来なくなると思うので、よく見学したいのであれば営業しているうちをお勧めします。
津軽今別に停車する特急「白鳥」は基本的に485系で運行されます。なので、もうすぐ消えるであろう485系と特急「白鳥」の組み合わせで津軽今別へ行く。これがもっとも思い出深いものになると私は思います。
北海道新幹線の2015年度試験が4月21~7月30日の日程で行われています。日中H5系が奥津軽いまべつ駅に留置されている時もあり、その場合は簡単にH5系の様子が見れるようです。工事も大詰めを迎えていますし、貴重な建設中の駅舎を見に行くなら、今の時期が面白いと思います。
※関連記事
北海道新幹線「奥津軽いまべつ」10往復停車の要望、実現可能か?
絶賛工事中津軽今別駅・奥津軽いまべつ駅 津軽線レポート Part3
工事完了は8月初旬
※2015年7月1日追記
2013年3月から建設中の駅舎ですが、完成は8月初旬の予定です。6月30日に駅舎が完成しましたが、内装や改札機などの工事が引き続き行われます。
北海道新幹線の2015年度試験が4月21~7月30日の日程で行われています。日中H5系が奥津軽いまべつ駅に留置されている時もあり、その場合は簡単にH5系の様子が見れるようです。工事も大詰めを迎えていますし、貴重な建設中の駅舎を見に行くなら、今の時期が面白いと思います。
再開無く廃止へ
2016年2月19日にJR北海道が駅の再開をすることなく廃止にすると発表しました。奥津軽いまべつ駅が同じ場所に出来るので書類上の廃止みたいなものですが、在来線の駅としては幕を閉じます。※関連記事
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