記事作成日: 2015.03.29/最終更新日: 2015.9.17
今後の動向が注目の06系 |
ホームドア関連
銀座線: 補強工事実施と上野駅渋谷方面での設置・使用開始
東西線: 妙典駅での大型ホームドアの試験及び都心部での試験検討
千代田線: ホーム補強工事実施
日比谷線: 工事に向け設計を実施
半蔵門線: 他社と協議検討
銀座線は全線での駅リニューアルを予定していますが、ホームドアの設置も進められる予定です。
東西線はワイドドア車などドア位置や幅が違う車両が数多く運行しているため、標準的なホームドアの設置が出来ません。そのため通常より大きく開口する「大開口ホームドア」の実証実験を妙典駅の比較的乗降の少ないホームで2015年3月7日から2015年9月頃の期間で行っています。この結果を踏まえて都心部でも試験の実施を検討します。
千代田線はホームの補強工事を行います。ドア位置が他の車両と違う06系が、9月11日頃から新木場車両基地内で解体作業が始まりました。
日比谷線は工事に向けての設計を実施します。現在は18m車8両で運行していますが、20m車7両の新型車両に置き換えると2014年に東武鉄道と発表しました。なので、ホームドアの設置は20m車の置き換えが完了してから本格的に始まると思います。
半蔵門線はまだ検討の段階です。現在ホームドア設置の障害となるのは東武鉄道が運用している30000系と東急5000系の6ドア車です。東武30000系は50050系への置き換えが進んでいることや、東急も田園都市線へのホームドア設置と6ドア車の4ドア車への置き換えが決定しているので、半蔵門線のホームドア設置もすぐに決まると思います。
※関連記事
東西線大規模改良
・茅場町ホーム延伸(2018年完成予定)
・木場駅拡幅(2020年完成予定)
・南砂町駅ホームと線路増設(2020年完成予定)
・飯田橋~九段下駅折り返し設備改良(2019年完成予定)
・橋梁などへの防風柵設置
東西線の大規模工事が実施されます。2014年度事業計画で発表されていた内容の他に「飯田橋~九段下駅折り返し設備改良」が追加されました。九段下駅近くにある留置線から列車が発車する際の平面交差を解消する工事です。
この留置線は旧東西線線飯田橋検修区の一部で1編成分の留置線があります。
新型車両
・銀座線へ1000系10編成導入
・千代田線へ16000系8編成導入
新形式の発表はなく引き続きの導入の発表のみです。
銀座線への1000系は今年度の10編成と来年度の導入で01系の置き換えが完了の予定です。去年発表された日比谷線の新車については記述がないので、2016年度以降になりそうです。
千代田線の16000系はマイナーチェンジを施して4次車の導入となります。2015年9月16日からの運行開始です。
※関連記事
意外な会社が受注 日比谷線新型車両
新技術の操舵台車でカーブ攻略 日比谷線新型車両仕様紹介
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研究開発
・1000系へのバッテリー搭載・東西線へのバッテリー設置
非常時など電源が途絶した場合に備えての研究です。銀座線1000系にはバッテリーを搭載し、東西線は地上に大型バッテリーを設置します。
紹介しなかったことも沢山あるので、詳細は東京メトロホームページにて確認してみてください。
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