今回納入することになった路線はインドネシアのジャカルタ特別州が出資するMRTジャカルタ社が2018年の開業を目指しているMRTJ南北線です。この路線は日本政府からの資金提供のもとに延伸する計画などもあります。
納入する車両は官民がアジア輸出向けに策定した仕様「STRASYA」に基づいたもので、6両×16編成の計96両を納入予定です。
インドネシアへはKRLジャボタベックへ東急8500系・東京メトロ6000系・JR東日本205系など様々な日本製車両が輸出されていることが有名ですが、新造車両は20年ぶりとなります。
今回受注した2社はジャカルタには鉄道網の新設計画も多数あるため引き続き車両シェアの拡大を図るとしています。
「STRASYA」とは
・日本の鉄道システムをベースとする
・信号システムを重視し、衝突を前提としない軽量車体で省エネルギー・省メンテナンスを実現
・メンテナンスを不要または容易にし、トータルライフコストが安価になる構造・仕組み
「STRASYA」(ストラシア)とは日本の鉄道技術・ノウハウをベースに、上に挙げたようなコンセプトを持つアジア地域輸出向けの官民で作った仕様です。
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