平成27年度重点施策と関連設備投資についてから
東海道新幹線関連
N700系改造車のロゴ 通常のN700Aとは「A」の文字のサイズが違う |
・N700Aの投入継続とN700系の改造工事完了
・新型稼動柵の名古屋駅・京都駅での使用開始
・新型自動改札機への順次取替
N700系は2006年より営業運転している車両で、N700AはN700系の発展型として2013年から営業運転している車両です。
二車種の走行性能を比べた場合、発展型であるN700Aのほうがブレーキ・車体傾斜装置が高性能なものになっています。その差を埋めるべく2013年から改造が行われており、今年度に全80編成で完了します。今年度分は11編成の改造が行われ、JR東海は6月25日に全てのN700系の改造工事を完了したと発表しました。
東京駅では設置の完了しているホーム稼動柵が名古屋駅・京都駅にも設置されます。
在来線関連
・東海道線本線静岡地区の運行管理システム更新
・キハ25系の紀勢本線・参宮線への投入
・名松線「家城~伊勢奥津」間の工事完了と全線再開
以前発表があったとおりにキハ25系の追加投入が行われます。今回からキハ25系2次車となり、一部仕様が変更されます。
2009年の豪雨以来一部区間が運休となっていた名松線の全線再開の予定です。
ミャンマー鉄道省への車両譲渡についてから
・キハ40系12両
・キハ11系16両
・来年度も50両程度譲渡予定
キハ40系は国鉄時代にキハ11系はJR発足直後に作られ、高山本線・参宮線・紀勢本線で使用していた車両です。2015年3月17日に譲渡契約が締結され、準備出来次第ミャンマーへ引渡しとなります。
武豊線が2015年3月1日電化したことにより、同線で運行していたキハ25系が余剰となりました。その余剰車両と新製車両を合わせて高山本線のキハ40系などが置き換えられました。更に、参宮線・紀勢本線へのキハ25系投入でもキハ40系とキハ11系の余剰車両が発生します。それらが来年度の譲渡車両になると思われます。
ミャンマーへの車両譲渡は以前から積極的に行われていて、JRからではJR北海道・JR東日本・JR四国・JR西日本・JR貨物からの譲渡実績があります。JR東海からの車両譲渡は今回が初めてのようです。
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