2015年2月27日金曜日

梅小路新駅開業のた梅小路~丹波口間を廃止へ




2015年2月17日にJR西日本は東海道線「梅小路~丹波口」間を2.3キロメートルを2016年2月28をもって廃止すると発表しました。

廃止されるのは貨物線

今回廃止される「梅小路~丹波口」間は山陰本線と東海道本線との合流で三角形になっているうちの西大路駅付近かから丹波口駅に伸びる区間です。

この区間はJR西日本が第二種鉄道事業者としてJR西日本が線路を保有し、JR貨物が運行する形をとっていましたが2006年4月に貨物輸送が終了しました。

今後も貨物・旅客ともに営業する予定がなく、新駅を建設す予定地が京都側から山陰本線との合流地点にあたるため2019年春に開業予定の新駅建設の支障になるとして、今回廃止することになりました。廃止後は遊歩道にするなどが検討されています。

また、新駅は「丹波口~京都」間の山陰線が、七条通りと交差するあたりに建設される予定です。完成すると今まで京都駅からバスでしかいけなかった梅小路公園まで電車で行けるようになります。

この梅小路はどの梅小路?

現在梅小路機関車館の側に駅が無いので新駅を作ろうとしてるのに、「梅小路~丹波口」間の「梅小路」ってどこのことだ?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

梅小路機関車館の側に東海道線と並走する形でコンテナを取り扱う京都貨物駅というのがあります。ここが1913年から2011年まで梅小路貨物駅でした。なので、書類の都合上「梅小路~丹波口」間という表現になったのだと思います。

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