記事作成日2015.02.06/記事更新日: 2016.03.12
東西線で運用されているワイドドア車 写真は15000系 |
妙典駅実証試験概要
実施期間: 2015年3月7日から9月ごろまで
設置場所: 東西線妙典駅中野より1番線ホーム端
設置枚数: 扉1枚分
試験は機器運用と列車通過時の風圧の影響等が検証の主な内容となっています。そのため、一部各駅停車しか使用しない通過線側のホーム端に1扉分だけ設置されます。このホームドアの特徴は副都心線などで使用されているホームドアより84cm大きくドアが開くのが特徴です。
九段下駅実証実験概要
実施期間: 2016年3月6日から2017年3月ごろまで
設置場所: 東西線九段下駅中野より2番線ホーム端
東西線ではドア位置の違う有楽町線から転属車07系や全車両が通常より大きな扉になっているワイドドア車などが運用されていて、通常のホームドアが設置できない事情があります。今回の試験導入で良好な試験結果が得られれば、東西線全体でのホームドア導入が計画されるようになっていくと思われます。
また、現在西武鉄道が地下鉄直通の特急などを検討していますが、ドア位置の制約は車両レイアウトの制限につながります。場合によっては副都心線などホームドア設置済み路線などにも広がるかもしれません。ドア位置への柔軟な対応はホームドア設置上大きな課題なので、成果がどうなるかは重要な点になると思います。
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