1月分輸送動向について
1月上旬は暴風雪の影響で高速貨物122本が運休(前年は6本)になったにもかかわらず、コンテナ列車全体では平年並みでした。自動車部品が79.2%・家電と情報機器が85%などと大きく減ったものの、農産物と青果物は120.2%・食料工業品が110%・積み合わせ貨物が105.7%と大きく伸びたためにコンテナ列車全体としては101%と僅かに伸びました。
一方、セメント・石灰・石油などの専用貨物車両を使った車扱貨物は88.2%で減少となりました。理由としては、石油列車の北海道での運転終了で89.4%の減少・セメントや石灰などは定期修繕などによる運休などで72.9%の減少を挙げています。
コンテナ列車と車扱貨物の全体としては96.4%の減少となっています。
平成26年度(2014年度)臨時列車運転について
トラックドライバー不足などの理由から鉄道貨物の利用が増加していますが、今年度はトラックドライバー不足の深刻化や引越し需要も合わさり例年よりも大きな需要が発生すると予想されます。そのため、3上旬~4月初旬までに昨年より39本多い126本の列車を追加運転します。
また、通常1週間前から受け付けるコンテナ輸送枠を4週間前から受け付けるサービス「コンテナ輸送枠先行申込」の対象列車を85本から108本へ拡大します。
これらについて詳しく知りたい方はJR貨物ホームページニュースリリースの2015年2月12日発表「輸送動向について(平成26年度1月分)」「平成26年度年度末における臨時列車の運転等について」をご覧ください。
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