2015年2月12日木曜日

北海道新幹線アクセス列車は「はこだてライナー」に決定




2015年2月12日にJR北海道は北海道新幹線アクセス列車の愛称を「はこだてライナー」に決定したと発表しました。

札幌駅停車中の733系
函館ライナーに使われる733系1000番台のベース車となる
千歳線などで使われている733系

「はこだてライナー」概要

運行区間: 「函館~新函館北斗」間
車両: 733系1000番台4両×3編成の計12両

千歳線で運行されている733系をベースに座席はロングシートで、「新幹線との連携・一体感」と「函館らしさ・北海道らしさ」「北海道の豊かな自然」「函館の異国情緒」などのデザインコンセプトを取り入れた車両です。

運行予定区間の「函館~新函館北斗」間のうち、「五稜郭~新函館北斗」が非電化のため、電化工事を行っています。

愛称募集について

列車の愛称募集は2014年11月20~12月22日に行われ、6173件の応募がありました。その中でも289件ともっとも応募数の多かった「はこだてライナー」に決定しました。応募数だけでなく「函館とライナーな掛け合わせた親しみやくす分かりやすい」という理由も選定時に考慮されました。

採用名以外にも2692種の名前が送られてきました。「函館リレー」「リレーはやぶさ・はやて」「いさり火ライナー」などがあったそうです。

さらに、今回列車名に採用された方の中から「金賞のオリジナルNゲージ1名」「銀賞の733系オリジナルマグカップ40名」が、応募された方の中から「銅賞のH5系オリジナルグッズ40名」が2月中旬ごろに送られる予定です。

あとがき

これで「白鳥」という名前は消えてしまいそうですね。歴史のある特急名なのでなんとか残って欲しいと思う反面、ライナー名にはふさわしくないとも思っていました。中途半端な形で残るよりは良いのかもしれません。

またいつか復活する日が来ると良いと思います。

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