記事作成日: 2015.02.27/記事更新日: 2016.02.08
最後の交直流急行型電車「475系」
北陸本線で運行を続ける475系 |
同じ頃に登場した455系との違いはモーターの付いてる電動車の対応する周波数が違いで、455系は直流と交流50Hzに対応、475系は直流と交流60Hzに対応となっています。モーターの付いていないクハなどは455系で統一されています。
国鉄色塗装の475系 |
JR西日本が運行を続ける北陸本線のほかの区間についても、521系への置き換えが済んでいるいことや、車両自体が古いために定期運用からは離脱しました。
一部ロングシート化されている |
この475系が引退することで、交直流両用形急行電車の幕が下ろされました。
107系と同じ経緯で生まれた413系
北陸本線富山駅停車中の413系 2014年撮影 |
413系はJR西日本や、あいの風とやま鉄道へ譲渡されラッシュ時に活躍しています。さらにJR西日本所属の2編成は、1両づつ455系が連結されています。
あとがき
急行電車というものが近いうちに姿を消すと思うので、今回の記事を書いてみました。種別としての急行列車は「はまなす」を残すのみとなってしまいました。その「はまなす」も北海道新幹線開通後に廃止になる予定です。この1年間が急行列車というものの転機の時となりそうです。※関連記事
最後の夜行急行「はまなす」の魅力と今後
3 件のコメント:
2015年3月14日のダイヤ改正で編成としては無くなってしまいましたが、残すは北陸地区で運行する413系2編成(B04・B11編成)に組まれているクハ455-701・702(413系改造時にサハ455より改造)の2両だけになりますね。七尾線色(赤色一色)で運行しております。
本当に寂しいです。
車両単位では運行を続けている車両があったんですね。今年の春までは賑やかだった北陸地区も、新幹線開業で大きく変ってしまいましたよね。EF81形は好きな機関車なので、先日回送されたEF510形で北陸で活躍する車両が置き換えられると思うと、そちらも残念に感じます。国鉄時代の車両はどんなに若くても30年近くは経っていますし、仕方ないですよね。
413系のコメントを頂いたので、簡単にですが記事のほうに反映させていただきました。
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