現在走っているE233系へグリーン車が増結される |
計画概要
運転区間: 中央線(東京~大月間)・青梅線(立川~青梅間)
東京よりの4・5両目に2階建て車両を増結(計12両編成へ)
2020年のサービス開始予定
中央快速線、青梅線の中央線直通列車の全列車にグリーン車が2両増結されます。これは着席ニーズの高い中央線のサービス改善を目指したものです。2020年のサービス開始に向けて、車両の設計と駅(導入路線にある全44駅)・線路・信号の改良を行っていきます。
国鉄時代から東海道線・横須賀線では普通グリーン車が走っていましたが、JRになってから宇都宮・高崎線系統に常磐線と運用線区を広げています。私鉄でも特急とは違った小額で乗れる有料座席の検討が進んでいて、人口減少の世の中では魅力的なプランなのだと思います。
国鉄時代から東海道線・横須賀線では普通グリーン車が走っていましたが、JRになってから宇都宮・高崎線系統に常磐線と運用線区を広げています。私鉄でも特急とは違った小額で乗れる有料座席の検討が進んでいて、人口減少の世の中では魅力的なプランなのだと思います。
大規模な組み換え・改造するか注目
E233系は故障時などに供えて車両性能に余裕を持たせるためにモーター車(M)とモーター無し(T)の比率は2M:1Tとなっています。中央線のE233系にグリーン車用二階建て車両2両を組み込むと1M1Tにまで比率が下がってしまいます。
東海道線などはE231系がE233系より非力なモーターで1M2Tで運転をしているので、走行自体は可能だと思われます。しかし、高頻度の加減速の繰り返しや運転本数が多いなど今2階建てグリーン車が走っている区間とはだいぶ違う条件です。
中央線は今でも混雑が酷い路線ですが、単純にグリーン車を組み込むと運行本数が減ったり所要時間の増加につながらりサービスが低下してしまいます。その点を考慮してMT比を下げないために編成の組み替えや改造を行うかも注目です。
中央線は今でも混雑が酷い路線ですが、単純にグリーン車を組み込むと運行本数が減ったり所要時間の増加につながらりサービスが低下してしまいます。その点を考慮してMT比を下げないために編成の組み替えや改造を行うかも注目です。
※E231系・・・95kwのモーター/E233系・・・140kwのモーター
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