2015年1月28日水曜日

東武東上線で外国人旅行者向け「KAWAGOE DISCOUNT PASS」発売




2015年1月28日に東武鉄道は東上線初の外国人旅行者向けの「KAWAGOE DISCOUNT PASS」を発売すると発表しまし。

池袋駅停車中の10030系更新車11032F

切符について

この切符は池袋~川越・川越市駅間の割引切符と指定6店舗で割引などのサービスが受けられる切符です。通常の往復運賃の場合は大人940円・子供480円のところ、大人700円・360円で乗ることが出来ます。

外国人旅行者向けということもあり切符の形を提灯方にしたもので、券面の表記も五カ国語での表記となります。発売は2015年2月1日からで、東武池袋駅・東武トラベル池袋駅支店での販売となります。

どの程度売れるかは疑問も

「池袋~川越」間を東上線とJRを比較すると、東上線のほうが運行本数もはるかに多く、所要時間も東上線が約30分でJRが約50分と利便性は比較になりません。

しかし鉄道を旅行に組み込んでいる外国人観光客の方の場合、約3万円で新幹線含めてJR線を乗り放題の「japan rail pass(ジャパンレールパス)」を前提にしていると思うので、東上線を使う発想にはならないのではないかと思います。

もう一つの疑問として、川越がどの程度魅了的かというものです。川越祭りの時にはJR川越駅の改札で「japan rail pass」の利用を見かけるのですが、それ以外の時期では利用してる方がいるのはあまり見たことがありません。なので川越の認知度自体がどうなんだろうという気がします。

以上をを考えると川越の魅力を伝えつつ東上線の利便性を伝えないと、この切符の購入に繋がらないのではと思います。

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