2015年1月28日水曜日

特急サンダーバード大幅リニューアルへ




2015年1月28日にJR西日本は車両のリフレッシュや停車駅設備の充実、輸送品質向上のため、特急「サンダバード」で使われる681系・683系の大幅リニューアル、停車駅設備の改修を発表しました。

リニューアルが決まった特急「サンダーバード」

681系・683系大幅リニューアル

改修は2015年秋から2018年度末までに完了を目指す予定す。

・車体の塗装やロゴの見直し
・コンセントの拡充
・グリーン車・普通車の座席を改良や内装の変更
・トイレの改修
・女性用座席でのブランケット配置へ

車体のカラーリングを現在グレーの部分を黒へ、ブルーのラインの位置を少し上へ変更します。
ロゴも英語で「Thunderbird」と表記してあるものを鳥をモチーフとしたものへ変更します。

コンセントを普通車は出入り口付近の8箇所、グリーン車は全ての座席へ増設します。座席はグリーン車では今より座り心地の良いものへ変更し、普通車では現在683系4000番台で使用されている青を基調としたデザインに変更します。内装も壁紙の色を落ち着いたものへ変更します。

トイレはグリーン車、障害者用トイレをJR西日本在来線初のウォシュレット付き暖房便座に変更し、普通車は暖房便座に変更します。女性専用席で使えるブランケットを2015年までに配備します。

JR681系・683系は北陸方面への特急を中心に使用されてきた車両です。681系も683系も登場して10年以上経っていて、車内のリニューアルなどが必要なころあいでした。北陸新幹線の開業で余剰車両が出るということで、今のタイミングでのリニューアルになったのだと思います。

停車駅設備の充実概要

車両のリニューアルにあわせて、停車駅の設備も改修されます。

・武生駅、鯖江駅のトイレを洋式化
・鯖江駅、松任駅の改札口・ホーム、敦賀駅、武生駅、芦原温泉駅、加賀温泉駅のホームに発車標を増設
・北陸線の各駅に運行情報表示用の液晶ディスプレイ設置
・鯖江駅、芦原温泉駅にエレベーターを設置


リニューアルに先立ち行われる編成の方向転換

3月のダイヤ改正で「しらさぎ」と車内設備の位置を合わせるために編成の方向を反転させることになっていますが、宮原総合運転所付近にあるデルタ線を利用して一夜で方向転換が行われる予定です。

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