2015年1月19日月曜日

鉄道好きなら地理のテストは本当に有利なのか?




センター試験の地理の問題で鉄道の車窓の問題が出たので鉄道ファンには朝飯前か?などというニュースを見たので私も考えてみました。結論から言うと車窓の問題に限らず地理のテストは有利だと考えます。

東上線を走る9000系9101F

なぜ有利なのか?

私が有利だと思う理由としては主に以下の三つです。
一つずつ解説していきましょう。

・乗り鉄なら景色を知っている
・撮り鉄は地形を考慮しないと写真は取れない
・鉄道を知りたければ地理も知るしかない

乗り鉄なら景色を知っている

当たり前の結論ですが、実際に乗って車窓を眺めていれば地図に載っている地形を大まかに把握できます。それが随分前に乗ったものでも一度乗っていれば、どんな景色だったか忘れないものです。他にも、名所になっていることろはテストに使われる変った地形が多い傾向も感じます。

それに対し、他の受験生は地図を見て0からイメージしなければいけないので、間違いなく有利になります。

撮り鉄は地形を考慮しないと写真は取れない

写真を撮るときに綺麗に撮るには場所選びは必須ですが、見知らぬ土地へ行って1から撮影できそうなポイントを探すのは骨の折れる作業です。そんなときに役立つのが地図とグーグルアースです。

まず、撮りたい列車が走る路線の地図を見ながら列車が綺麗に撮れそうな場所を探します。次にグーグルアースで高精細画像が見れる場合は、それを見てもう一度吟味します。この作業を何度も繰り返します。そして最後には自分の足を使って写真を撮りに行きます。

もうお分かりだと思いますが、地図を読み込むことは良い写真を撮るための必須条件です。良い写真を撮ろうと励んでいる人ほど地図にも強いのではないでしょうか。

鉄道を知りたければ地理も知るしかない

鉄道というのは自然との勝負です。理想としては最短距離で街と街を結ぶことですが、山や川などの自然環境に住宅街による土地取得難しさなどでそれは出来ません。それによって急な坂が出来たりしたら車両も特別な設計にする必要が出てきます。

つまり、鉄道がどうして今の形になったかを知れば地形などのことも自然と覚えるしかないのです。


と色々例を挙げてみましたが、これは鉄道に限ったことではないと思います。趣味でも突き詰めていけば様々なことを学ばねばなりません。そしてどんどん暗い暗い泥沼へ沈んでいくのです・・・

ですが、他人には地獄の泥沼が楽しいんですから仕方ないですよね!

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