山形新幹線「つばさ」号で使われているE3系 東京駅にて |
陸羽西線とは
陸羽西線は山形県新庄駅から余目駅を結ぶ全長43kmの路線です。車両はキハ110が使用されていて全線非電化です。
余目から酒田までは羽越線で12kmほどの距離になります。
陸羽西線をミニ新幹線化
山形新幹線の終点である新庄駅から酒田までフル規格でなく、ミニ新幹線で延伸することを検討しています。延伸するにあたり新規に線路を建設するのではなく、以下の理由から陸羽西線を利用することとしています。
・平坦でカーブが少ない
・観光地が多い
・すれ違い設備が多い
・電化を前提に建設されたので、橋梁・トンネルの改修が最低限で済む
失礼な言い方ですが前提に間違いがないのであれば、設備に関してはこの手の延伸計画のなかではまともな案ではあるようには感じます。ただ、採算などを考えると疑問は残りますが、JR東日本が公表する2013年度の1日平均の乗降客数データによると新庄駅「1605人」で酒田駅「1313人」で思ったより差がありません。それだけを見るなら無理では無いような気もしきますがどうなんでしょうか。
また、新潟方面からの延伸計画などもあったと思ったので、そちらとの絡みも気になります。
整備新幹線の前倒しで山形県全体で新幹線延伸しようという動きが高まっています。私は山形県の動向や状況については詳しくないので、少しずつ動向を追っていこうと思います。
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1 件のコメント:
そもそも人口減少が止まらず、既にミニ新幹線の停車する駅ですら、駅内の電光掲示板に「特急つばさ〇〇号」と表示するような路線。今後の少子高齢化で無駄な投資と維持費を考えたらこれ以上ミニ新幹線を延伸するのは無駄。JRが新型車両を開発してくれただけでもありがたいと思うべき。北陸・上越は沿線人口も都市も山形・秋田に比べて多く、首都圏からも近いためビジネス・観光、規制だけで相当な売上高がある。同じE7系で無駄なく高速運転が行われており今後大阪延伸は当たり前。東北は地の利がないのだから現状キープで十分と理解してほしい。
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