2015年1月6日火曜日

東京メトロが「キッザニア」へ出展 大人向けもあったら面白い?




東京メトロは2015年1月5日に「キッザニア東京」へ「地下鉄パビリオン」として出展し2015年4月下旬のオープンを目指すと発表しました。

東上線川越市駅入線する東京メトロ1000系

キッザニア東京は豊洲にある子供達が様々な職業体験をすることの出来るテーマパークです。特徴的なのは企業と提携して、企業の特色を含めた職業体験を提供していることです。

この中で「地下鉄パビリオン」ではこども達が「運転士」、「車両整備員」、「軌道作業員」となり以下のような作業を体験することができます。

・運転士-有楽町線のシュミレーターでの運転体験
・車両整備員-床下危機の点検・交換・安全確認
・軌道作業員-レール交換

この体験を通し、運輸部門・技術部門の強力で地下鉄が運行されていることを理解し、仕事のやりがいに気づいてもらうことを狙いとしているそうです。


子供たちが鉄道に触れることで好きになれば鉄道業界にプラスに働くでしょうし、この出展は良いアイディアだと思います。運転士さんは目にする機会も多くどんな仕事か分かりやすいと思います。それに対し車両整備や軌道保守などの、裏方で目に付きにくい仕事も紹介されるのは良いことだと思います。

また、近年大人向けの鉄道運転の運転体験なども広がり、鉄道員でない方が鉄道の仕事を体験する機会が増えてきました。

それとは別に各地の鉄道遺産などを保存する活動として、有志が展示されている車両のメンテナンスや保存鉄道の運行を行うなどがあります。

そういったお客さんとして鉄道体験をするのと、自分が主体となって鉄道体験をすることの架け橋となるような施設として、鉄道運営・整備の技術をちゃんと教えてくれる施設があると面白いと思います。

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