2014年12月3日水曜日

「えちごトキめき鉄道 新駅整備調査報告」と「はやぶさ2打ち上げ成功」




えちごトキめき鉄道では様々な利便性向上策を実施する姿勢をしめしたいましたが、その一つとして調査を進めていた新駅設置の調査報告を発表しました。

信越線直江津駅停車中の115系
現在信越本線で運行中の115系
直江津駅にて撮影


今回候補となっていたの以下の箇所6駅です。

妙高はねうまライン(信越本線)

直江津~春日山間
春日山~高田間
北新井~新井間
新井~二本木間

日本海ひすいライン(北陸本線)

梶屋敷~糸魚川間
糸魚川~青海間

駅を設置する場合の前提条件として、駅及び周辺工事は補助金などを利用し、えちごトキめき鉄道の収支には反映しない。駅を設置する際は券売機なども無い無人駅とし、列車交換設備や線形改良や閉塞の変更・信号の増設などは行わい、構内踏切や跨線橋の設置を省くため既存の踏み切りの近くに設置する。妙高はねうまラインでは有効長は6両、日本海ひすいラインでは2両とするなどの切り詰めたものです。

以上の条件の元に試算をした結果で収支が黒字になるのは「糸魚川~梶屋敷」間と「春日山~高田」間の二駅のみでした。

今回の調査は24年度の資料をもとにした概略のみで、今後実施する活性化案は反映していないので赤字となった駅は、それらも考慮して調査する必要がある。新駅整備の内容は付帯工事や駅周辺整備の費用は含まれていないことや技術的課題についても検討する必要がある。
今回は自治体による整備金の負担を想定したが、県や国からの補助金など様々な負担方法を協議する必要がある。などが今後の課題として挙げられました。

はやぶさ2打ち上げ成功


話は変りますが12月3日に延期になっていた小惑星探査機はやぶさ2が13:22に種子島宇宙センターよりH2Aロケットで打ち上げられ、衛星分離まで完了し打ち上げ自体は成功しました。なので今は小惑星「1999 JU3」に向かっている状況です。

小惑星には2018年に到着し、1年後に地球へ向け出発し2020年に地球へ帰還する予定です。
ミッションの内容としては前回と同じサンプルリターンで生命や太陽系の起源を探ります。
太陽系の起源というのはなんとなく分かっても、生命の起源が遠い星のカケラから分かるというのにはピンとこない方も多いかと思います。

近年の研究で宇宙空間でも生命の元になるアミノ酸や有機物が合成されてるようだというのが分かってきました。なので太陽系形成時の状態をとどめているような星からアミノ酸や有機物が検出されればより、その説がより確かなものとなるのです。もっとも、宇宙でも地球内どちらでもアミノ酸などが作られていて、人類は地球由来なんて可能性もあるので検出されたから起源は宇宙というわけでもないのでしょうけど・・・

とまあ鉄道とは関係のない話題ですが、鉄道好きな方が違う分野を知るきっかけがあると面白いかなと思って、一つの記事に二つまとめて書いてみました。今回は何事もなく無事に帰ってきて欲しいものです。

スポンサーリンク



0 件のコメント:

ブログ内を検索

スポンサーリンク

オススメの投稿

東北新幹線列車分離が重大インシデントに当たらないのは正しいのか?

 東北新幹線が315km/h走行中に連結が外れるという前代未聞のトラブルが発生しました。こういった場合重大インシデントと呼ばれる事故に繋がりかねない事象とし、国土交通省が調査を行うのが一般的ですが、事故原因が分からないトラブル発生当日に重大インシデントには当たらないと国土交...