2014年12月7日日曜日

北海道新幹線初上陸と「北斗星」の関係




2014年12月7日に初めて青函トンネルを新幹線が走り抜けました。

北斗星車内から撮影したヘッドマーク
北斗星車内から撮影したED79形につけられたヘッドマーク

北海道新幹線初上陸


6日10時20分ごろにH5系新幹線は函館総合車両基地を出発し、30km/h以下の低速で走行し午前3時には青函トンネルへ突入し津軽いまべつ駅まで走行試験を行いました。

この日の試験走行は木古内駅への入線も初めてで、歓迎式典も同時に行われました。

以前報道があった際にに7日には本州まで走行するあったので、予定通り順調に試験が行われているようですね。

北海道新幹線と夜行列車


以上が北海道新幹線が初上陸したニュースなのですが、これが「北斗星」とどう関係あるのでしょうか?察しの良い方は日付でピンときたかもしれませんが、7日の深夜・早朝に青函トンネルを通る夜行列車「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「はまなす」は全て運休になっています。
つまり北海道新幹線の走行試験のための運休だったということです。

「北斗星」廃止の報道のときにも北海道新幹線の工事・試験で運転が難しくなっているとありましたが、既に分かる形で影響がでています。北陸新幹線の延伸区間は開業に向けて明日から相当数の試運転が計画されています。北海道新幹線も来年には同じよう試運転をしなければなりませんが、青函トンネルの性質上昼間全てとはいかないと思います。そう考えると夜行列車を来年走らせる難しさが見えてくるのではないかと思います。

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