2014年12月5日金曜日

北陸新幹線 開業へ向けての試運転開始




JR西日本・東日本から2015年3月14の北陸新幹線開業に向けての試運転の内容について発表がありました。

東京駅に停車中のE7系新幹線
北陸新幹線で使用されるE7系新幹線


今回発表されたのは2014年12月8日(月)から北陸新幹線開業の前日にあたる来年2015年3月13日まで、車両走行試験・乗務員訓練・設備確認のためのE7系とW7系を使い「長野~白山総合車両所」間で試運転を行うというものです。

運行本数も発表され、「長野~上越妙高」間は最大25往復、「上越妙高~白山総合車両所」間は最大14往復程度とのことです。

詳細を確認されたい方はJR東日本・西日本HPにある「北陸新幹線金沢開業に向けた試験運転列車の運行について」から確認できます。

今までも車両や地上設備の状況を把握するための試験を行ってきました。今回の試験は営業運転前日まで行うことや本数の多さから、営業運転へ向けた最後の仕上げといった感じだと思います。

最大25往復の試運転があるとのことで、実際の営業運転とそう変らない運転本数だと思います。
本数が多いので長野駅や沿線へ行けば試運転の様子が簡単に見れそうです。年末の休みもありますし、沿線から眺めたり写真を撮るのも良いかもしれませんね。

また、それとは別に開業まで100日ということで各地にカウントダウンボードが用意されています。富山や金沢は150日以上前から、大宮は100日前からの設置で、北陸地域の期待の高さが伺えます。

安全のための試験を無事行うというのも重要ですが、人が乗って初めて意義があるのが新幹線です。そういう意味では各地で盛り上げを行うのも、試験と同じぐらい重要なのかもしれませんね。

スポンサーリンク



0 件のコメント:

ブログ内を検索

スポンサーリンク

オススメの投稿

東北新幹線列車分離が重大インシデントに当たらないのは正しいのか?

 東北新幹線が315km/h走行中に連結が外れるという前代未聞のトラブルが発生しました。こういった場合重大インシデントと呼ばれる事故に繋がりかねない事象とし、国土交通省が調査を行うのが一般的ですが、事故原因が分からないトラブル発生当日に重大インシデントには当たらないと国土交...