今回見直しが行われた特急「しおさい」 |
「わかしお」-データイム上下2本削減と一部列車の運転区間見直し
「さざなみ」-朝夕の上下4本運転見合わせ、全ての列車を東京~君津間に変更
「しおさい」-データイムなど上下3本削減
「あやめ」-定期列車運転取りやめ
内容としては上のように全ての特急で減便と、かなり厳しい状況となっています。房総特急の状況についてあまり詳しくないので木更津~東京・銚子~東京間を例に調べてみました。
東京~木更津
「さざなみ」-約55分で自由席で2250円「普通列車」-約1時間15分で1350円(ICカードで1317円)
「高速バス」-約1時間で1350円
上のような感じでアクアラインの影響力は凄いです。東京湾をショートカットする高速バスと鉄道が同じ所要時刻という点ではかなり健闘していると思いますが、高速バスが普通列車とほぼ同額で1000円も値段が安く、本数も多いというのでは歯が立たないと思います。
東京~銚子
「しおさい」-約2時間で自由席3600円「普通列車」-約2時間30~3時間で2270円
「高速バス」-約2時間30から(経由により時刻にバラつきあり)で2550円
東京~銚子に関しては時刻で普通列車も健闘しているます。特急と高速バスとの比較の場合、運転本数で高速バスのほうが便利です。JRとしては乗客数的に増発が出来ないのに対し、小回りの効くバス会社は本数を多く設定している状況です。。
近年鉄道と高速バスの競争はどんどん激しくなっています。房総方面は特に高速バスが攻勢をかけていますが、今回のダイヤ改正で改めて厳しい状況だと痛感しました。
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