今回のATC使用開始で引退となる10両編成の8000系 |
東上線ATC化について
東武鉄道では東上線のATC化のため以前から準備を進め、現在も営業運転終了後の深夜帯にATCの試験を行っています。そして、2015年1月31日の始発列車より川越市~小川町間を東武型ATSから東武型デジタルATCに信号設備を更新します。ATC化により従来よりきめ細かな列車制御が行うことが出来るので、踏切の遮断時間の最適化やカーブ・ポイント通過時の速度の最適化が行えます。そして、ATCを搭載していない8000系10両編成の引退発表も同時にあり、これに合わせの臨時列車も運転されます。
詳細については別記事を書いたので以下のページをお読みください。
東武東上線8000系引退と100周年記念で2本の臨時列車を運行
更に、一足早く1月24日に遅延解消のため朝ラッシュのダイヤ見直しが行われるそうです。これはATCによる列車制御の最適化や8000系の引退により10000系基準のダイヤになることで実現したのだと思われます。
川越市~池袋間については2015年度中のATC運用開始を目指すそうです。
※越生線・東上線寄居~小川町間のワンマン化対応4両の8000系については、引き続き運行が行われます。
※1月31日に行われたATC化の記事
さよなら信号機 東武東上線ATC使用開始
8000系いつまで走る?
臨時としての運行は1月17日になりますが、通常の営業運転では12月いっぱいなのではないかと予想しています。1月11日には1回目の臨時列車として編成を分割する必要がありますし、深夜のATC試験は2014年12月までの予定となっています。そう考えると、遅くても1月10日、ATCの試験にあわせるなら今月いっぱいといった感じになるのではないでしょうか。
50000系が導入された頃は早く8000系は減らないかなどと歓喜していましたが、いざ見慣れた8000系が居なくなると寂しいものです。ATC化と8000系引退、来年は東上線にとっては節目の年となりそうですね。
※追記
8000系は臨時列車前日の1月16日の夜まで運用されたので記事にしました。
ギリギリまでの運用だったので、良い意味で予想を裏切ってくれました。
10両の8000系 東武東上線より一般営業運転終了
臨時列車による最後の運転も記事にしました。
東武東上線10両の8000系が営業運転を終了 ありがとう8000系
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