2014年12月19日金曜日

「はまなす」「485系」存続 JR各社春のダイヤ改正発表




この記事では今回のダイヤ改正のうち北陸新幹線関係と北海道夜行を主にを紹介したいと思います。

青森駅に停車中の急行はまなす
青森駅停車中の急行はまなす

北海道夜行列車

・「はまなす」は運休と時刻変更で存続
・「北斗星」は臨時化(8月下旬まで)
・「カシオペア」は下り時刻変更で存続
・「トワイライトエクスプレス」は予定通り廃止

「北斗星」は事前の報道通り、北海道新幹線の開業の準備による青函トンネルの都合と車両の老朽化を理由に臨時となり、列車が設定可能な8月下旬までの運転となります。
「はまなす」については現状通りの運休と時刻変更で来年度は存続することになりました。
「カシオペア」は下り列車時刻変更で存続となりましたが、下りは青函トンネルを早朝に通るために試験などの時間と被るので時刻変更が行われたのだと思われます。
「トワイライトエクスプレス」は今回のJR西日本の発表では特に触れられていないため、前にあった予定通りにことが運ぶと思われます。

東京駅停車中のE7系新幹線
東京駅停車中のE7系新幹線

北陸新幹線延伸により北陸新幹線・上越新幹線ダイヤ見直し

・北陸新幹線
東京発が現在27往復の「あさま」が16往復に減便され、新たに「かがやき」10往復と「はくたか」14往復が設定されます。
それ以外の区間として長野~富山間に「はくたか」1往復、富山~金沢間に「つるぎ」18往復が設定されます。

・上越新幹線
現在27往復の東京~新潟間の「とき」を一往復減便、現在16往復の東京~越後湯沢間の「たにがわ」を7往復の大幅減便されます。

北陸新幹線延伸による北陸新幹線の列車の新設及び整理と、北越急行経由の在来線「はくたか」廃止による整理などもかねた上越新幹線減便が行われました。

アクセス特急「しらゆき」運行開始

新潟方面から北陸新幹線へのアクセス特急として新潟~上越妙高・新井間にE653系を使用した「しらゆき」の運行開始します。新潟~上越妙高間が3往復、新潟~新井間が2往復の計5往復の運転です。

直江津駅に到着する485系3000番台特急北越
「北越」などで使われている485系3000番台

えちごトキめき鉄道直通列車で485系存続

115系3両編成を使った新潟~新井間の列車が2往復、485系6両を使った快速を新潟~糸魚川間で一往復運転します。なので485系はもうしばらく定期運用で運転されます。

また、信越本線「妙高号」として使われている189系・183系については記述がなかったので、
信越本線での運転継続は見込めなさそうです。車両の古さのほかに、直流でしか走れないという使い勝手も悪さも原因だと思います。

北越急行関係は超快速「スノーラビット」を一往復運行

越後湯沢~直江津間にHK100形を使った超快速「スノーラビット」を一往復運行します。

詳しくは下記の記事からどうぞ
ほくほく線超快速「スノーラビット」来春デビュー

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