そのことについて何回かに分けて書いていきたいと思います。初回としてしなの鉄道北しなの線についてです。
信越線経由で長野~直江津を結ぶ「妙高」 特急「あさま」などで使われていた189系などが使用されている |
しなの鉄道 北しなの線とは
北陸新幹線の延伸に伴い新たに第三セクター化される信越線の長野駅~妙高駅間のことです。
しなの鉄道の発足自体は北陸新幹線が長野駅まで開業したときなので、延伸に伴いしなの鉄道が保有路線を増やす形で開業します。
しなの鉄道の発足自体は北陸新幹線が長野駅まで開業したときなので、延伸に伴いしなの鉄道が保有路線を増やす形で開業します。
営業区間
営業区間は長野駅~妙高高原駅間の8駅で37.7Kmとなっています。
北陸新幹線開業で長野~金沢間の在来線が第三セクター化されるのですが、基本的に各県ごとに鉄道会社を運営することになっているので、新潟との県境に近い妙高高原までがしなの鉄道が運行する区間となります。そこから先はえちごときめき鉄道となり、直通列車は今後の状況を見ての運行を検討予定となっているます。
現在運行している「妙高」のような長野駅~直江津駅を結ぶ列車も廃止となり開業直後は妙高高原駅で分断されます。運賃や定期も当然ながら値上げすることになっています。
現在運行している「妙高」のような長野駅~直江津駅を結ぶ列車も廃止となり開業直後は妙高高原駅で分断されます。運賃や定期も当然ながら値上げすることになっています。
車両
現在しなの鉄道で使われている115系 JRと同じカラーリングのものと赤を主体としたしなの鉄道独自のカラーリングがある |
現在保有の45両の115系にくわえ、ワンマン化改造を受けた115系5編成を導入予定です。
現在しなの鉄道では115系3両編成か2両編成で運行を行っているので、新たに譲りうける車両もそれに準じた形になると思います。ただ、今回この記事を書くに当たって調べたところ車両に関しては若干不透明なところがありまして、一部では開業後に新車導入なんて記述もあるようです。
しかし、今年運行を開始した「ろくもん」が115系であることを考えると、115系で統一する方向ではないかと思います。
現在しなの鉄道では115系3両編成か2両編成で運行を行っているので、新たに譲りうける車両もそれに準じた形になると思います。ただ、今回この記事を書くに当たって調べたところ車両に関しては若干不透明なところがありまして、一部では開業後に新車導入なんて記述もあるようです。
しかし、今年運行を開始した「ろくもん」が115系であることを考えると、115系で統一する方向ではないかと思います。
運行・保守
原則としては現在しなの鉄道で保有する設備を利用して運行・保守を一体的行う予定ですが、既に開業している区間の設備も老朽化している部分もあり、この際に設備更新を進めていくようです。更に黒姫駅には除雪用保守車を購入して配備します。
資金援助など
運行開始前の準備にはJRからの設備譲渡や長野県や沿線自治体からの支援を受けています。運行後は開業年度で3億円の赤字、5年目以降は4億円の赤字が見込まれており、国から4億円強の支援を見込んでいますが、更に県や自治体としての支援を検討しています。なので、言い方は悪いですが赤字ありきの経営となっています。
あとがき
今回長野県から出ている資料などを参考に記事を書いたのですが、ちょっと古い資料だったので鮮度の悪い情報になってしまい申し訳ありません。今年の夏ごろ長野から直江津へ「妙高」に乗ってこの区間を利用したのですが、なかなかの田舎っぷりでした。これが冬季になると多くの雪まで降るのだから経営は大変だと思います。しかし、私が乗った車両には外国人観光客の方も結構乗っていて妙高高原駅で降りていきました。ここでも今話題の外国人観光客の方たちの力が重要になってくるのかもしれませんね。
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