2014年11月13日木曜日

広がったら嬉しいコンビニ券 青い森鉄道の取り組みとそれに思うこと




乗り鉄をする時に出来るだけ多くの路線を乗りたい、しかし運賃は節約したい。そんなときに役立つのは各鉄道会社で発売している企画乗車券で、エリア内は乗り降りフリーだったり、往復運賃が割引されるなどお得な切符が多いです。

しかし、沢山の路線を乗りたいがためにシビアな乗り継ぎを組んでしまったり、買いたくても最初に列車を乗る駅が無人駅で切符が売ってないなどの理由で企画乗車券を買うのが大変な場面もたびたびあります。

青森駅に停車中の青い森701系
青い森701系
青森駅にて撮影


そんな場面でも切符を買えるよう青い森鉄道では企画乗車券をコンビニで買えるように対応しました。仕組みを簡単に説明しますと、JTBと協力することで全国の大手コンビニ店から発券を行えるというものです。現在取り扱っているのは「青い森ホリデーフリーきっぷコンビニ券」というもので、休日に通常の約半額で青森~八戸間を往復できる期間限定の切符で、窓口・コンビニ同額で買うことが出来ます。

最近ではネットで切符を予約できるサービスが増えてきて便利になってはきましたが、高速バスでは普及してるコンビニ発券については遅れていると思います。これは一度の乗り降りで完結するバスとの違いもあるので仕方ない面もあると思いますが、利便性向上のために普及していくと良いと思います。

余談ですが、上に書いたように私は「列車の乗り継ぎをギリギリにしすぎて切符を買う時間があまりない!」なんてのをたびたびやるので、切符の電子化や窓口以外の事前発券が進むことを願っています。その反面、普通の薄っぺらい印刷用紙や実態のない電子切符というのも味気なく感じてしまうんですよね。便利になるというのもいろいろ難しいことですね。

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