美々駅ってどこにある?
美々駅はJR北海道管轄の千歳線の駅です。札幌方面の隣り駅は空港線や石勝線との分岐駅である南千歳駅で、苫小牧駅までは3駅ほどの位置にあります。近くに道路などがあるので厳密な意味で秘境駅とは言えない駅ですが、Wikipediaによると1日の利用者は4人ほどの寂れた駅で準秘境駅ぐらいの扱いはしても良いと思います。
普通列車が通過する様子
所属している路線が千歳線ということもあり、上り15本・下り14本と比較的多くの列車が停車します。しかし、利用者が少ないため一部普通列車通過は通過してしまうほどです。この日私は撮影を兼ねて2時間ほど滞在しましたが、利用者は私以外0でした。
何故利用者が少ないのか?
ネットで航空写真を見てもらえば分かりますが、新千歳空港近くで周りはゴミの埋め立て場やコンクリ工場ぐらいでたいした施設がありません。そのため千歳や苫小牧などの都市から離れていないなにも関わらず利用者が少ないようです。
駅の構造
駅ホーム |
駅舎は西側に一つあり、当然無人駅です。雪の降る北海道というのもあって、駅舎にある待合室はちゃんと扉がついています。券売機はありませんがICカードはちゃんと使えます。また、監視カメラが設置してあるのは以外でした。
駅掲示物 |
掲示板には寝泊り禁止の張り紙が貼ってありました。鉄道ファンの間では駅寝といって駅で一夜を過ごすというのがありますが、こういう御時勢なので無人駅でも難しいようです。
秘境駅などのマニアックな駅には付き物の駅ノートもありました。ここの駅ノートは綺麗な状態で、誰かがまめに管理してくれているのが分かります。ノートをぱらぱらめくって読んでみるみると、ちょくちょく鉄道ファンが書き込んでいました。こういった駅にしては大都市札幌に近く運行本数も多いこともあって、ちょっとした人気があるようです。
北斗星を撮る
1番線ホームより撮影 函館行きキハ183系特急北斗 |
美々駅についてすぐに函館行き特急「北斗」が通過するので、急いでカメラを用意して1番線ホームから撮影。ちょっと下が切れてしまいましたが、曇りなので北斗星も綺麗に撮れそうなどと安心しました。ここでちょっと注意ですが、この駅は直線に近い構造なので列車高速で通過していきます。撮影の際は十分注意ください。
1・2番線より撮影 札幌行きキハ281系スーパー北斗 |
続いて札幌行き「スーパー北斗」を1・2番線ホーム端より撮影。ちょっとピンが甘いですが、木々が茂っていて駅から撮った感じがしない雰囲気で撮影できました。
3番線より撮影 室蘭行き789系1000番台特急すずらん |
しばらくするとここにきて急に天候が回復してきました。本来は喜ぶべきですが、室蘭行き特急「すずらん」を撮るとかなり逆行になっていました。今までずっと天候が悪く予想外の展開に、「北斗星」の通過まで時間がない中で移動へ。
ぶっつけ本番で駅跨線橋から「北斗星」を撮影することになってしまいました。撮れたのが上の写真です。上手い人から見れば下手糞だと思いますが、もともと写真が下手糞な私にとってはそれなりに満足の出来る一枚となりました。
跨線橋より撮影 上野行き寝台特急北斗星 |
北斗星など様々な列車の通過映像
こんな感じで今回のレポートは終わりにします。海道の有名秘境駅である小幌駅などは廃止の話が出ています。こういった駅も長い目で見ると消えてしまうかもしれません。利用者が少なく独特な雰囲気を持ち、のんびり列車を眺めても良し、のびのび撮影しても良しの良い駅です。皆さんも訪れてみてはどうでしょうか?
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